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家を買う時に慎重に考えるべき「2つのポイント」

2016年 4月 1日  家づくりのヒント  家づくり豆知識  

家

「家を買う」と考えるタイミングはいつでしょうか?

「家を買いたい」と考える理由は何でしょうか?

その「タイミング」と「理由」の2つの側面から、考えるべき事をお伝えします。

家を買うことは「一生に一度のお買い物」。ご家族の一生を左右するケースもあります。

ご家族の幸せのために是非、頭の片隅に置いておいてください。

もくじ

1.「家を買う」タイミング

1-1.家族が増える(子供が生まれた)

1-2.転勤

1-3.子供が成長し、夫婦だけになった

2.家を購入する理由

2-1.現在の家が老朽化・耐震性・断熱の面で不利になってきた

2-2.二世帯住宅を考えている

1.「家を買う」タイミング

家を購入したいと考えるタイミングとして、

  • 家族が増える(子供が生まれた)
  • 転勤
  • 子供の事を考え、小学校に上がる頃
  • 子供が自立し、ご夫婦だけになった

などのタイミングが挙げられます。

それぞれを詳細に考えてみます。

1-1.家族が増える(子供が生まれた)

家を買うタイミングとして、結婚と同時に「家を買う」方も少なくはありませんが、具体的には、家族の成長が見えてきてからや、子供が生まれた時となります。

夫婦2人ではアパートなどの賃貸でも特に問題はないでしょうが、やはり子供が生まれたときに「のびのび育てたい」といったニーズが生じます。

第2子・第3子を予定しているのかにもよりますが、一番最初の子供が生まれた頃から「小学校区」に注目して土地選びを始める方が多いようです。

頭金を貯めつつ、学校区の状況を調べ始めるがいいです。

望ましい学校区で子供にどう育って欲しいと言う思いと、学校校区に加え、生活面での利便性(買い物・病院など)も併せて考える必要があります。

小学校に上がってからの転校はできるだけ避けたいと考えると、子供が小学校に上がるまでの5年間で頭金と土地を準備出来るようにライフプランを考えていかないといけまんせん。

土地の場所にもよりますが、調整地域に家を建てたい場合は、手続きに時間がかかることから、ご入居した日の2年前辺りで土地購入を考えないといけません。市街化区域の場合は1年前からでも間に合います。

1-2.転勤

転勤に伴い、家の購入を考えられるケースもあります。

その転勤は、

・長期にわたるのか?

・その土地でどれだけ長く暮らせるのか?

・更に転勤が考えられか?

また、「転勤族」と呼ばれる人でも、家の購入は充分に検討できます。

いざというとき、ご一家で一緒に移転されるときも、「貸家」として財産の維持ができるからです。

この場合は、土地がとても重要な意味を持ちます。

賃貸サイトを調べると、生活の利便性や通勤の便のよいエリアは高く貸し出すことができます。そういったメリットがあるところでは空家の期間も短いことでしょう。

自然に恵まれたエリアを希望される借り手も存在しますが、まだまだ少数派といえるでしょう。

以上から、転勤が数年毎に考えられる家庭の場合、生活の便と通勤の便がよいと考えられる土地に家を購入することが無難となります。

1-3.子供が成長し、夫婦だけになった

今まで3人以上で暮らした家が急にがらんと感じられ、お掃除などの維持が難しくなったり、2階の使用頻度が極端に少くなったりすると、家の建て替え時期になったタイミング。

セカンドライフ用の夫婦2人サイズの家を購入される世帯が増えています。

夫婦2人の生活には広すぎる家であれば、「お2人サイズ・バリアフリー」の平家も魅力的です。

その他に考える事は、生活面での利便性となります。

将来、車の運転が難しくなったときのことを考えて、ご近所で生活の全てが「完結」するのが理想ですね。

徒歩圏内にスーパーや金融機関、病院があれば理想的ですよね。

そした土地を購入して建てるとした場合、今の持ち家がまだ十分生活出来るようであれば賃貸として貸しだし、収入源にしてもいいですよね。

天然無垢建具

2.家を購入する理由

2-1.現在の家が老朽化・耐震性・断熱の面で不利になってきた

1981年に「建築基準法」が改正され、通称「新建築基準法」と呼ばれるものが制定されました。

この「新建築基準法」により、耐震面でさらに安心の家が建つようになっています。

それ以前の家は、よほどしっかりしたものでなければ概ね現在の基準を満たしていないことが多いです。

今の家が1981年以前に建築されている場合で、耐震に不安がある場合は、耐震診断を受けてみることをお勧めします。

その結果によっては、耐震補強を行っても基準を満たしづらいこともあります。

そのような場合、どうしても建て直しか他に家を購入することを検討せざるを得ないこともあります。

また、今の家では当たり前の断熱材ですが、1953年に北海道で寒さに備えるために始まった断熱材入りの家。

その後、エコ志向の高まりから、どんどん全国に広がってきました。

断熱材がきちんと導入された家は、暑さ・寒さに強い高断熱の家としても知られています。

温暖なエリアであっても、この断熱は重要視されています。

家1軒を1台のエアコンで夏冬快適な空気環境に保てる、お風呂場などで起こりがちなヒートショックを起こしにくいなど、経済面・健康面でも重宝されています。

耐震の問題にしろ、断熱の問題にしろ、安心に健康に暮らすためには大事こととなります。

さまざまな手法・工法がありますので、暮らし方に合ったものを選べるように、早め早めに情報収集しておいてください。

2-2.二世帯住宅を考えている

現在の家に二世帯同居となり手狭に感じると、家を購入する・建て替え・増築などが検討されるケースでしょう。

それぞれに暮らしのパターンが既に確立されている世帯ふたつが共に暮らすのですから、やはりお互いに無駄な気苦労がないような家がベストですよね。

二世帯間のプライバシーを保ちつつ、いざというときに助け合える間取りを話し合ってください。

後々、「こんなはずではなかった」と言えないのが家というお買い物。

間取りが不十分で、相互に助け合うはずの二世帯住宅が悲しい結果を招いてしまうご家庭も珍しくはありません。

そんな悲しい後悔を避けるためにも、二世帯間での暮らし方をきちんと把握し、どのような「距離感」が大事なのかを話し合ってください。

時には口ゲンカもあるかもしれませんが、後々のためにしっかりお互いの要求を徹底的に出し合い、折り合えるところは折り合いのつけられるポイントを仕分けるのがポイントです。

これらの「タイミング」と「理由」で家を購入することを考える方が多いです。

もちろん、複合的な理由もあるでしょう。

本当に望む、ご家族の暮らし方はどんなものでしょうか。

それに付随する機能は?周辺環境はどうか?

家は家だけで希望する生活を実現できません。

さまざまな視点から、一家の暮らし方を考えましょう。

時間をかけながら、学びを重ねながらその夢を叶えるポイントが何なのかを検討し、そのポイントの優先度を決めましょう。

本当に大事なところから満たすようにニーズを埋めて行ってください。

家の購入は、あせらず充分な検討と準備時間が必要です。

 

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